実質GDP-1.4% は消費税増税の影響

2016年2月15日(月)日経平均は1,000円という上げ幅を記録、東証一部の97%が上昇した。週末のドル円相場が円安に進んだ事で買いが進み、さらに春節を終えた上海総合も2,746円ですんだ結果であると思われます。本日、10-12月実質GDPが-1.4%とマイナス成長であるとの残念な結果が発表されました。

bs8に石破大臣が出演しコメントしています。

マイナス成長の原因は暖冬による冬物衣料品などの個人消費が伸びなかった。事業収益は悪化をしていないという政府見解であるが故に、来年度予算を早期成立さえ切れ目のない経済対策を実施していく。

大胆な金融緩和+機動的な財政出動+成長政策がアベノミクス。ただし、いつまでもどこまでも出来る訳ではない、時間的猶予、矢を打つ事が永続的に続くわけでもない。どのような構造改革を実施できるか、大企業と中小との格差が大幅に進んでいる現在、ローカル経済にふさわしい経済改革が必要である。輸出産業、製造業だけに偏った対策が多かった事実がある、それ以外を伸ばして来なかった事も原因のひとつ、ですのでグローバル、ローカルそれぞれの経済政策が必要であるとのコメントをしていらっしゃいました。

 

『焦ってこの数字に一喜一憂する事無く経済対策を実行する必要がある。』

大手・グルーバル経済圏(輸出出来る、GDPの3~4割、完全競争、知的集約型、高度な技能・高賃金対策)、円安は介入を含め、機能している。

次は中小・ローカル経済圏(GDPの6~7割、非製造業、不完全経済、労働集約型、平均的技能、低賃金)についての対策が急務である。ローカルを応援しなければいけない、我々政府は「トリクルダウンなどと言っては無い」(笑)との事です。ローカル産業の改善点は相当ある、成長する伸びしろもある。日本はお金はある、土地もある、平均寿命も長い+人もいる。この3つのポイントが日本にとって非常に重要であり、地方経済をいかに延ばすかが日本の発展のポイントにある。

GDP-1.4% は消費税増税が主な原因だと思います。デフレマインドの中での増税した結果、でも民主党の時に決めた事なので自民党は手が出せない。それを民主党はアベノミクスの責任だと国民を騙している。