精密板金でのクラウド活用

アカリ・ファインメタルでは金属加工・精密板金・プレス加工・切削加工などの依頼案件を受注しパートナー企業へ発注しています。インターネット・クラウド上にチームサイトを運営しそこへパートナーから機械稼働率・工程負荷を入力して頂き、いわゆる『忙しいいor暇or少し落ち着いてる』をガンチャートにして可視化、パートナー企業が暇にならないよう、機械の稼働率が落ちないように仕事を発注しています。

受注産業である金属加工業は工程によって『忙しい⇒少し落ち着く⇒忙しい⇒少し落ち着く』を繰り返しながら時間が過ぎていきます。もちろん、受注が多く残業しても、仲間に仕事を回しても受注を断るような状態が続いていれば弊社のサービスは必要ないかもしれません。ですが、リーマン・ショック以降、そんなに受注に不安がない企業は殆ど無いのではないでしょうか。

クライアントにとっては取引がある協力企業から『仕事をくださいor暇ですor納期厳しいです』と言われる事があるのではないでしょうか。購買・調達業務は人員削減が激しく、本来ならば『良い品質の製品を安く購買する』という、企業にとってとても重要な部門であるにもかかわらず、削減からの担当者の負荷はとても大きくなっている印象が強いです。もちろん、大手企業ではそういった事は少ないのでしょうが、中小では兼任も多く、また、購買品目の多さに目を回している担当者の方の話を度々聞きます。

弊社を利用して頂ければ購買業務の根本的な削減になります。電子部品購買ではカタログスペックをよく理解していたり、技術部門から指定された部品を調達すればいいだけですが、機械加工部品を調達するという事はその加工技術への知識が相当深く無ければ、協力業者の経営者の方が一枚も二枚も上手ではないでしょうか。

大手企業のコスト削減部門は前例から3%ダウン、5%ダウンと状況など見据えずに削減結果が何%になったのか、だけを望んでくる事が多いのではないでしょうか。実はそういった無理なコスト削減は結果的に技術流出を生み出したり隠れた品質低下を誤って導いているのです。クライアント経営者はその事実を見逃しています。

『大切な事は後世に何が残せるのか』それはお金では無く、おそらく技術とその積み重ねではないでしょうか。