自公・民共の構図 時期参議院選挙とミクロな政治

北海道で自民・町村議員の弔い選挙の結果、自民党・和田氏が約1万票差で勝利したが民新・玄葉選対委員長がプライムニュースで語っている。選挙期間中、中間時期での調査では数ポイントで池田氏が勝っていたが、その後、熊本地震が起き終盤の追い込みが思ったより出来なかった。さらに元々民進党の候補者である池田氏が『お涙ちょうだい選挙』になり安保法案について具体的な指針を演説出来なかった事を上げている。和田氏は政策論争、一方池田氏はシングルマザーを全面に出した選挙戦となったようです。

『政治は国民を移す鏡』

同日に行われた京都では投票率3割。自民は候補を立てなかった事もあるが、これでは選んだ国民が全く自分の事を考えていないと言われても仕方ないと思う。他国では投票率が一定に達しないと選挙として成り立たず、再選挙を繰り返すそうです。日本も変えるべきです。

『行動した人、しなかった人、それはそれぞれである』。
京都という土地は政治、民主主義に参加しない、レベルの低い土地柄であるという結果が出た、歴史的にまつりごとの中心地であったにも関わらず民度は低い(笑)皮肉なものである。

先日、横浜のマンションで一緒に管理組合を二年に渡り行動を共にした先輩からメールを頂いた。
『先日、マンション総会後の新旧理事会にペット委員として呼ばれ、全然知らない人が多い中、我々の期の理事はレジェンドになっていました。・たすき掛け年度の理事任期・マンション管理士の活用・販売当時の大型設備の運用廃止・駐車違反の制裁金実施・管理会社のリプレイスを初めて検討 等々』5年前の事といえ、当時、私は理事長であった為、思い出される事も多く懐かしい気持ちになりました。

国政とは全く規模は違いますが私が住んでいたマンションは一つの町内会と同等(国政選挙投票場として)となっていて、ミクロな政治を行っていました。もちろん理事になるには選挙も無ければ議員も輪番というレベルですが、使う予算だけは立派なものです。予算立案から執行、法規を定め即日運用する事も度々あり、政令指定都市の組長と似てる権限を持っていました。更に会計監査も全て行いますので、今思えば政治家の主発点のような仕事内容です。子供の遊ぶ声への対応から既得権との戦い、保守・左翼・右翼のバランス調整など様々な構図でした。
当時、私は一冊の本を読み、ネットで各地の理事会のサイトを調べ、発信力があり、改革路線を行っている人たちを参考に二年間マンション管理士を参謀にかなりの改革を行いました。もちろん理事達の同意が大事ですので根回しも相当しました。そして、決議に入るときには承認済みという形で理事会承認を行いました。ですので、提案する議題が落ちることはほぼありませんでした。

話は飛びますが、自民党小泉総理大臣が演説で使っていた『自民党をぶっ壊す!』というフレーズをなぜ民進党は使わないのか?疑問です。民進党の支持率は2016年4月25日産経新聞調査では7.3%と悲惨な状態である。これは彼らの国会運営、各議員の発言を見ていれば当然ではある。彼らは国民を見ることが全く出来なくなっている、まして、それを軌道修正することも出来なくなっている。本当に情けない第二政党である。

私がこの日本国で一番懸念してるのは少子化です。笑ってしまうと思いますが、例えばマンションの出産率を上げようといた場合、私なら補助金を出します。三人目に20万円程度。財源は増税か他の予算をさ削減することになる。増税は経済活動を萎縮させてしまいますので行えない。なぜか?日本は内需で回っている国だと思うからです。では、どこを削るか?広く浅く7%程度全体的に削減するでしょう。でも、一部に例外を設けます。それは子供への投資です。図書館に置く書籍の削減や子供達が参加する地域活動的な部分は削減しません。それは、言うまでも有りませんがいずれこの国を背負って立つ人たちに少しでも予算をかけ育てる事が重要と直感するからです。言い返せばお年寄りに金はあまり必要が無いのです。『お年寄りにはこの国の未来の為の子供達に予算を回すので少し我慢して欲しい』と説得し続けるのです。

東京都知事石原氏の複式帳簿や大阪維新橋本氏の道州制など見本にすべき改革は日本中に転がっています。それを組み合わせれば誰でにでも政治家となり、舵を切って行く事が出来ると思います。そして私にメールをくれた先輩が言っていたように、『権限を持つ人間の任期は短命であるべき』との教訓が非常に重要と思います。利権の中に埋もれた人間は必ず『魔物』になります。『金』が絡むと人はダメです。
ですが選挙でそういった人格を瞬時に見定めることは難しい。ではどうするか?女性特有の『よくわからない、なんとなく』と男性の『合理的』を融合せざるを得ない。候補議員の日頃のsnsでの発言に注視して投票する。仮に団塊世代の親たちがテレビと新聞だけしか情報源がなければ子が助言をし、家族で議論をすべきでしょう。少し戻りますが、少子化は我々の責任です、核家族化を好んで自分らで困っているのです。贅沢(普通)な生活を好むと働かざるをえない。そういった自らが選んだ生活環境の変化を少し、方向を変える時期が来ていると感じます。日本は決して豊かな国ではないです。先進国では無いです。ただの島国化を進んでいます。

既得権との戦い、nhk、朝日・毎日新聞、弁護士会、日教組、パチンコ献金、ODAがほぼ同額タックス・ヘイブンに流れているなど、この日本国を改善する箇所は相当あり優先順位をつけ次の参院選での争点にして頂いきたいと思います。
そして、どの政党もイマイチなど文句を言う方は自分で議員になり政党をつくり国を改善すべきでしょう。文句ばかり言い労力を惜しむ人はいくら税金を支払っていてもこの国のインフラや築き上げた仕組みを使ってほしくは無いと少し過激な事を言いたくもなります(笑)
努力し続けないと維持は出来ません。今、日本が世界の中で置かれている立場は非常に優位であり、世界を牽引する立場にあります。平和国家であり、経済大国、世界最大の民主主義国家、そしてお人好し。これは世界の人たちから見ても尊敬される点であり、更に立ち振舞によって、より良く、平和へつなげる事も出来ると私は思います。