株式会社サンワテック　垂直自動溶接装置　http://www.sanwatec.co.jp/index.htm

東京・八王子にある溶接機を開発・販売する会社で作られている優れた溶接機をご存知でしょうか？箱物カド溶接を自動で行ってくれます。

自動と言ってもトーチが垂直方向に自動で動き、製品は手で抑える必要があります。

品物のカドを背中側にあるアルゴンガスが噴射される銅製のガイドに押し当てる。ペダルスイッチを踏むと溶接箇所をトーチが自動で動き溶接してくれる。この送り具合が（200～2900mm/min、無段階ボリューム式)途切れること無く加工ハイト250ミリまでティーチング無しで加工出来るのです。間違いなくミドルロットの製品加工では人が行うより数倍早く加工が出来ます。そして、溶接技術者の手を借りること無く加工が出来るのです。

大手溶接機メーカーではロボットが主流ですが、ティーチングや治工具作りに時間を奪われたり、セットしたがうまくいかず人の手で溶接することが多いのが現実です。ロボット溶接機の稼働率は極めて低い事が多いです。

また、曲げ後の溶接は不安定要素が多く、変化も製品（材料）毎によって多少のバラつきがあります。処理鋼板ではガスがたまりつきにくい箇所などを技術で補うことが必須のなか、下処理は必ず必要です（曲げ前の接合端面の酸化皮膜除去）。

ステンレス2B材や磨き材では仕上げ不要に。客先との品質打合せの結果、仕上げ無しが認められる事が期待でき、バフ仕上げや焼け取りなどの作業からも開放されます。溶接作業の効率化には最適です。