精密板金 横浜

精密板金 横浜

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横浜の精密板金業界で育った私ですが20歳の頃から比べ何か革新的な事があっか考えてみました。

複合機?サーボベンダー?ハイブリッド溶接機?ファイバーレーザー?

加工機の進化=技術だ。そういう考えを持つ経営者は多い。それはそれで正しいとも言えます。ですが一方で加工機に見合う製品単価を得ることが出来ない。業界全体が設備投資に追われ親会社の価格についていくことがやっと。

先日、父が20年前に見積もりをした図面と単価を目にする事がありました。

『価格帯が今と何ら変わっていない』

これは発注主、受注主 共に同じ感想であると思います。発注金額は以前と比べてもちろん下がっているとは思いますが、上がっているとはとても思えません。では、業界が発展して行くため、顧客がさらに進化するためにはどんな行動が必要か。私はこの20年間ずっと考えてきました。自分なりに行動し、見えない答えを探し続けています。今回の起業はその一つの答えとなっています。

一定の市場価格を作り、わかりやすい、無理の無い受発注システムが構築出来れば。そう考えました。一方、従来型の営業活動というセオリー通りの活動の重要性も知っているつもりです。産業機器メーカーのニューモデル投入に振り回されない、そんな時代になって欲しいと思います。

『製品のがわしか作れない国にならないように』そう願うばかりです。