BATTERY RM2013 改定 Ⅲ 先進LIB

banner-982162_1280

定置用二次電池ロードマップ

区分

1.系統用(電力供給側への設置)

①長周期変動調整用(20分程度以上の時間レンジの出力変動)

②短周期変動調整用(数分~20分程度の時間レンジの出力変動)

2.需要家用(消費側への設置)

①中規模グリッド・工場・ビル・集合住宅用

②家庭用(緊急時、災害時への考慮) ③基地局データーセンターバックアップ(既存である鉛蓄電池への配慮)

コスト目標はセル、モジュール、電池システムで異なるためエネルギーマネジメントシステムと一体で運用される為、「電池システム」で考える必要がある

目標値(2020年頃)

1.系統用

①長周期変動調整用⇒寿命20年、2.3万円/kWh

②短周期変動調整用⇒寿命20年、8.5万円/kW

2.需要家用

①中規模グリッド・工場・ビル・集合住宅用⇒寿命15年

②家庭用(緊急時、災害時への考慮)⇒寿命15年 ③基地局データーセンターバックアップ⇒寿命15年

コストに関しては普及に向け更なる低コスト化を期待

 

また、定置用二次電池への適用が想定される二次電池(リチウムイオン、NiMH、NAS、鉛、レドックスフロー、革新電池)についての共通課題としてPCSコスト低減、長時間バックアップ、V2H/V2G、二次利用、残存性能把握、リサイクル、標準化 などが上げられた。