Welding Labo  ボイド(Boid)、ポロシティ(porosity)

・Boid (ボイド) Porosity(ポロシティ)

普段Tig溶接で仕事をしている方はほとんどこの存在を知らないのではともおもますので、まずは

お伝えしておきます。

溶融池(pool)の中には不活性ガス(シールドガス)の流速に伴い気体が取り込まれてしまいます。

貫通溶接であれば後側から出たり冷え固まる前に手前面から放出されるのですが、どうしても内部に

気体が残留してしまします。

大きさ、個数、連続性により溶接部の強度が変わります。もちろん連続して大きなボイドがあれば

振動などによりそこから破断してしまうこともありますので航空機では規格化されています。

このボイドを消滅させるにはかなりの技術と条件出し、テストを繰り返しデータを分析していくかが必要となります。

AFM Welding Labo ではジェットエンジン開発現場で習得した知識と経験を開発現場で苦労しているエンジニアに支援するためにサービスを提供致します

 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/qjjws1943/73/1/73_1_4/_pdf/-char/ja

片山教授による論文です。溶接技術に関する第一人者であり、すべての研究はエンジニアの問題解決の突破口になります。

 

 

※ここでお伝えする内容は主にファイバーレーザー溶接(Fiber laser welding)に関する技術情報になります

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