CEATEC JAPAN IoT

!cid_D5AF28AF-25C2-45EC-9C44-EA8A218908F6@Wi-FiWalker

本日幕張で開催されるこのイベントですが、メデイアで報道され始めていて一般の家庭にも『IoT』や『モノとインターネット』という言葉が少しづつ届けられます。私も聞きたいディスカッションがあったので参加してきます。

スマホの普及でセンサーの小型化、低コスト化、低消費電力が進み、無線技術が進歩しました。そして3Dプリンターの登場、大量生産からカスタマイズ生産、今まさに『第4次産業革命』が進んでいます。

製造業、特に日本の大量生産が進んでいる道と米国やドイツが進んでいる道は明らかに違う。私は既に大差がついてしまっていると思っています。特に3Dプリンターの存在は驚異的進化をしながら電子回路と筐体を実現化するために多くのシリコンバレーの企業が集結している。日本のピラミッド型の裾野に居る中小は変化をする事が出来ない思考停止的状態であると思います。目先の仕事から抜け出せない、辛い中であっても考えて発展する事をしてこなかった事が現実だと思います。

教育についても欧米ではKIT化されたモノを使いながら子供達がプログラムを学んでいます。タブレットを使いリモコンカーの動きを構築していく。プログラムは会話型、しかも子供の入力ミスを先読機能付きです。3Dプリンターで作られた筐体にセンサーやモーター、基盤を取付け、黒いテープを追従する、そんなものを小学校学年の子供達が学んでいます。

この先『意味を持って存在する企業がはたして何割いるのであろうか』。日本は覇権することを恐れているかのように思えてならない。世界基準を作れる実力があるはずなのにと思えてなりません。戦後70年の総括ができていないこの国はやはり議論をかさね真の独立をしなければ経済での負けを味わうことになると思います。